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つぶやき

社会人バスケの試合を観ていたら、
試合中にケガした選手がいた。

あなたなら、どう思いますか?
何ができますか?
何をしますか?

この話は技術うんぬんの話ではなくて、スポーツトレーナーとしての僕の気持ちの話です。

選手はアキレス腱の辺りを痛めたらしく、仲間に抱えられてベンチに下がった。
チームメイトは心配そうに声をかけて、本部に伝えに行く人、車椅子をとりに行く人、家族に連絡をとるように指示を出す人など、なかなか行動が早かった。

チームメイトは有志の集まりでもあるので、処置については知識がないのだろう。それはこのチームだけではなくて、上位のチームも同じようなものだと思う。だから、ここで処置がなされなかったことを特別責めることはない。(今後の課題として有志チームにも処置の知識を広めたい。)

そういうチームが出場している大会なのであれば、運営側にはそれ相応のリスクマネジメントが必要。
しかし、本部から駆けつけたスタッフは移動に肩を貸した程度で、再び戻ってきたときは恐らく保険の話。その時点ですでに10分以上は経過してた。
そして結局、処置はなされなかった。

スポーツの現場では応急救護は必須の知識・技術で、そこにはRICE処置がある。
安静、冷却、圧迫、挙上という4つの処置のことを指しているが、どれも技術はさほど高くなくて、誰でも処置が可能。
今回、この大会を運営するスタッフにスポーツ現場のリスクマネジメントがなされていなかったことがとても残念だと感じた。

恐らく、この大会は僕がたまたま観ていただけで、他の大会も同じなのかもしれない。
だとしたら、もっとしっかりとリスクマネジメント(応急救護について)についての知識と重要性を広めなきゃって思う。

しかしなが、僕が言いたいのはそこではない。
それよりも僕が残念で悔しくてならないのは、自分自身がその現場をみていたのに駆けつけなかったこと。
アイシングは!挙上は!と思うばかりで、色んな言い訳を自分にして行動を起こせなかった自分が情けない。
まだまだ未熟だなと切実に思う。
by iam_fine | 2018-09-15 13:24

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